BtoBサービス
Webサイト制作
(1) サービスの概要
BtoBサービスWebサイトとは
BtoBサービスWebサイト(BtoBサービス ホームページ)とは、企業が他の企業向けに自社のサービスや製品を紹介・販売するためのウェブサイトです。以下のような重要な役割があります。
- 専門的な情報提供
- 業界や製品に関する詳細な情報を提供し、潜在顧客の課題解決を支援します。
- リード獲得
- 資料ダウンロードやお問い合わせフォームを通じて、見込み顧客の情報を収集します。
- ブランド構築
- 専門性や信頼性を示すコンテンツを通じて、企業ブランドを強化します。
- 営業支援
- 製品やサービスの詳細情報を提供し、営業プロセスを効率化します。
- 顧客育成
- 継続的な情報提供により、長期的な顧客関係を構築します。
予算と納期の目安
プロジェクトの規模や要件によって変動しますが、目安は以下のとおりです。
サイトの規模 | ご予算目安 | 納期目安 |
---|---|---|
最小規模サイト (~5ページ程度) |
~150万円 | 1~2ヶ月 |
小規模サイト (5~10ページ程度) |
150~250万円 | 2~3ヶ月 |
中規模サイト (10~30ページ程度) |
250~500万円 | 3~6ヶ月 |
大規模サイト (30ページ以上) |
500万円~ | 6ヶ月~ |
予算や納期が変動する要因は以下のようなものです。
- サイトの規模(ページ数、コンテンツ量)
- デザインの複雑さ(凝った演出やアニメーションの有無など)
- 機能の実装(リード獲得フォーム、会員専用ページなど)
- 使用する写真や動画の撮影の有無、イラスト・CG制作の有無
- 多言語対応の必要性
- MAツール、解析ツールとの連携などの技術的要件
予算、納期に応じて制作範囲を調整するなど、柔軟に対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
公開を急ぐ場合は、一部ページやコンテンツを公開後の積み残しにするなど、制作範囲を切り分けて対応することも可能です。
プロジェクトのご相談・お見積もり
ご依頼内容がまだ固まっていなくても大丈夫です。
「何に取り組むべきか」を一緒に考えるところからご相談ください。
(2) プロジェクトの進め方
①ヒアリング
お見積もり前のご相談、ヒアリングには無料で対応しております。1回1~2時間を目安に、必要に応じて複数回行う場合もございます。ご都合に合わせて、対面・オンラインどちらにも対応いたします。ヒアリングでは、以下のような点についてお伺いします。
- 提供するサービス・製品の詳細と強み
- ターゲットとなる企業や業界
- 競合他社との差別化ポイント
- 現在の営業プロセスと課題
- Webサイトに期待する役割(リード獲得、ブランディングなど)
- 必要な機能やページ(資料ダウンロード、お問い合わせフォームなど)
- 予算と完成希望時期
②お見積もり・ご契約
概算見積は早ければ当日中にご提示可能です。 また、制作対象のページを増減した複数パターンの見積をご提示して検討いただくことも可能です。
概算見積のご提出後、サイトマップ作成や詳細なヒアリングを追加で行なった上で、本見積をご提出いたします。お見積もりを承認いただきましたら、契約締結を行なってプロジェクトが正式にスタートします。
③企画・戦略立案
このステップでは、プロジェクト全体を貫く企画や戦略を定めます。
- サービス・製品の徹底理解
-
私たちはWebサイト制作のプロですが、お客様の営むサービスや製品に関しては、理解が浅い状態でプロジェクトがスタートします。サイトを作る前に、まずは私たちがお客様のサービスや製品を徹底して理解することにご協力をお願いします。
- サービス・製品の開発背景や歴史
- 現在の主力サービスや今後注力していく分野
- 具体的な製品・サービスの内容、それらがどのように顧客の課題を解決するのか
- 想定される顧客企業の規模、業種、利用シーン
- 競合他社との差別化ポイント
このような点について、資料の提供やデモンストレーションなどを通じて、理解を深めることがプロジェクトの最初のステップとなります。
可能であれば、実際の顧客企業へのヒアリングや、営業同行なども行わせていただき、リアルな顧客の声や購買プロセスを把握します。
- 課題抽出・目的の定義
-
「なぜWebサイトが必要か」改めて課題を整理し、制作の目的を定義します。BtoBサービスWebサイトの役割は、お客様の事業戦略やマーケティング目標によって異なります。
- 新規リード獲得を志向し、問い合わせや資料請求の促進を目指す「リード獲得型サイト」
- 複雑な製品やサービスの詳細情報を提供し、営業活動を支援する「情報提供型サイト」
- 既存顧客向けのサポート情報や会員専用コンテンツを提供する「顧客育成型サイト」
多くの場合、これらの目的が複合的に存在します。限られたリソースを最大限に活用するために、「最も重要な課題は何か」「それはWebサイトでどこまで解決できるのか」といった前提を整理し、サイト制作の具体的な目的と成果指標(KPI)を定義します。
- ユーザー像の明確化
-
BtoBサービスの場合、サイトを訪れるユーザーは多岐にわたります。意思決定者、実務担当者、技術者など、それぞれの立場や関心事が異なる人々が訪れることを想定し、以下のようなツールを使って整理します。
ペルソナ:想定される象徴的なユーザーの具体像を作成し、そのニーズや背景を想定します。
想定される象徴的な顧客像(例:IT部門の管理職、人事部の実務担当者など)を作成し、そのニーズや背景を想定します。複数の担当者が購買プロセスに関わる場合、複数のペルソナを作成することもあります。
カスタマージャーニーマップ:ユーザーがお客様の製品やサービスを知ってから、導入を決定し、継続的に利用するまでの過程(カスタマージャーニー)を可視化し、その中でWebサイトがどのような役割を担うのか、どのようなコンテンツや機能が必要かを明らかにします。
特に、BtoBサービスでは、サイトを訪れるユーザー(例えば担当レベルの方)の個人としての思考・行動の流れとは別に、企業や組織としての意思決定の流れが存在し、それぞれに違う力学や思惑が働いているところが重要なポイントと考えています。
そのため、必要に応じて、個人のカスタマージャーニーマップと、組織のカスタマージャーニーマップを作り分けて整理することもあります。
④ワイヤーフレーム作成
ワイヤーフレームとは、Webサイトのデザインの前に作る「設計図」のことです。
この段階では、以下の重要な要素が確定します。
- サイト全体の構造とページ数
- 各ページの大まかなレイアウト
- 主要なコンテンツの配置と優先順位
- 各セクションの大まかな文章内容
⑤デザイン
ワイヤーフレームが完成したら、以下のような手順でデザインを進めていきます。
- ベースデザイン
- サイト全体の基本的なスタイルを決定します。トップページのメインビジュアルや共通のボタン、フォントなどを定義し、サイト全体のトンマナを明確にします。
- 主要ページデザイン
- トップページおよびサービス紹介や事例紹介など、重要なコンテンツが含まれるページのデザインを作成します。特に、訪問者に強い印象を与えるページとなるよう工夫します。
- 下層ページデザイン
- より詳細な情報が含まれる下層ページ(企業情報ページ、プライバシーポリシーなど)のデザインを進めます。
- スマホデザイン
- ここまでに確定したPC版のデザインをもとに、スマートフォンやタブレット向けのレスポンシブデザインを作成します。
⑥コーディング
デザインで決まった見た目や機能を実際のWebサイトとして実装していきます。
- Webサイトの骨組み作り
- デザインに基づいて、Webサイトの基本的な構造を作ります。これにより、パソコンやスマートフォンなど、様々な画面サイズでも適切に表示されるようになります。
- 動きや機能の追加
- ボタンをクリックしたときの動きや、画像のスライドショーなど、サイトに動きや機能を追加します。これにより、より使いやすく魅力的なサイトになります。
- 更新しやすい仕組みの導入
- お客様が後から簡単に内容を更新できるよう、コンテンツ管理システム(CMS)を導入します。例えば、WordPressなどのシステムを使うと、専門知識がなくても簡単に文章や画像を更新できるようになります。
⑦テスト・公開
コーディングが完了すると、サイトをWeb上でご覧いただける状態となります。最終的な一般公開(リリース)へ向けて、動作確認と最終チェックを行います。
- 動作確認・バグ修正
- 各ページが正しく表示されるか、リンクやボタンが機能するかを確認します。また、異なるブラウザやデバイス(スマートフォン、タブレットなど)での表示確認も行い、見つかった問題や不具合を修正します。
- 最終チェック・公開
- 改めてサイト全体の最終チェックを行います。お客様にもサイトをご確認いただき、公開承認をいただきます。サイトが問題なく動作することが確認できたら、サーバーへのアップロードやドメイン設定など、公開に向けた準備を行い、すべての準備が整ったら、一般ユーザーにサイトを公開します。
プロジェクトのご相談・お見積もり
ご依頼内容がまだ固まっていなくても大丈夫です。
「何に取り組むべきか」を一緒に考えるところからご相談ください。
(3) 制作実績
stansのBtoBサービスWebサイトの制作実績です。非公開の実績もございますので、まずはお気軽にご相談ください。
プロジェクトのご相談・お見積もり
ご依頼内容がまだ固まっていなくても大丈夫です。
「何に取り組むべきか」を一緒に考えるところからご相談ください。